「はじめての彩りの森づくり」ご参加ありがとうございました!

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令和7年2月11日(火・祝)に、”災害に強く、四季の彩りのある森”をつくる体験
「はじめての彩りの森づくり」を鞍馬二ノ瀬にて開催しました。

当日の朝、窓の外は雪景色。そんな中、19名の方がご参加くださいました。
幸い、体験中はお日様も顔を出し、穏やかな活動しやすい気候となりました。

雪ということもあり、室内で各作業についての説明を聞き、体験場所へ。
今回森づくりを行った場所は、叡山電鉄の線路からほど近く、眼下には電車が通る姿が見られる場所で、倒木被害を予防するために立木を伐採した場所です。

午前は、シカ除けネット設置と、不要な草木をとりのぞく「除伐(じょばつ)」の体験。

デモンストレーション後、職員がサポートを行いながら支柱とネットの設置を体験していただきました。支柱を打ち付ける金槌は大人でも筋肉痛になると思うほどの重さですが、小学生も頑張って打ち込んでいました。

ネットを張るための支柱を設置
防鹿柵(ぼうろくさく)ネットの設置

除伐は、1mを超える不要な草木もあり、なかなかの重労働。
皆さん各々分かれて活動し、植栽する箇所を確保できたところで午前が終了しました。

不要な草や木を刈ります(除伐)

午後は、室内での説明の後、植栽を行いました。

今回の樹種は11種。
高木になるトチノキ、発根が早いタニウツギ、
花や実や紅葉といった四季の彩りを楽しめるイロハモミジ、ガマズミなどを植栽。
斜面での植栽作業のポイントをお伝えし、皆さん各々お好きな苗木を植栽いただきました。

斜面での植栽の方法を説明
植栽風景

参加者の方からは、山を作っていきたい、防鹿柵について知る貴重な体験だったと
いったお声を頂戴しました。
本イベントをきっかけに、森づくりに興味をもっていただけると幸いです。
また、二ノ瀬を訪れる際には、ぜひ植栽した場所を眺めてみてください。
数年後、皆さんが植えた木々が四季を彩っていることでしょう。

参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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