確かな技術で、安全で美しい森づくりを
森林整備事業
森林整備事業
我々が森づくりに際して大切にしていることは
① 自然の理に逆らわない森づくり
② 人の願いを叶える森づくり
の2点です。
それぞれの木にはその木が生きていくために最適な場所があります。水が多い場所を好む木、乾いた場所でしか生きられない木、岩場が好きな木、粘土のような土を選んで育つ木など様々です。天然林をよく見ると、同じ木ばかりが等間隔で並んで生えている場所はありません。一見歪に見えますが、自然の理に従い、それぞれが最良の場所を得て、木々は強く健全に生きています。
その場所の立地条件を評価分析し、そこに適した木を植栽することを我々は「適地適木」と呼んでいます。
自然の理に沿わない森づくりを行うと、無駄なコストがかかるだけでなく、森林として成立しないこともあります。単一樹種による一斉造林は災害に弱く、生物多様性の低い森林を生み出すことも。
日本は温暖で降水量も多く、樹木の生長に適しています。しかし、京都をはじめとした多くの場所では主にニホンジカの食害により、シカの忌避植物ばかりが目立つ森林となっています。「自然災害に強い森林」「景観に優れた森林」を実現するためには防鹿柵の設置や苗木の植栽などが必要です。
当協会では森づくりの設計・不用木伐倒・基盤安定工・防鹿柵設置・苗木植栽まで外注することなく一貫して行っており、理想とする森林像を忠実に実現することが可能です。画一的で低コストな造林を大面積で実施するのではなく、小面積でも自然の理に逆らわず、人の願いを叶える森づくりを行っています。
従来の森づくりとは一味違う森づくりをお考えの方、お気軽にご相談ください。
近年、台風などの気象災害も激甚化しており、今まで倒れることのなかった木が倒伏する可能性があり、予防的に伐採して欲しいとのご依頼が増えています。
大木が倒れると、非常に大きな被害をもたらす場合があります。建造物の損壊はもちろん、人的被害がでる場合もあり、復旧・賠償に多額の費用が必要となることも。
寺社の裏山や住宅地、墓地など切った材をそのまま落とすことのできない場所での危険木・不用木、巨木、老木、枯損木、傾いている木など、どんな木でも安全に伐倒・処理します。
お気軽にご相談ください。
高い技術で安全に作業をおこないます
当協会には全国で100名ほどしかいないツリークライミングジャパン最上位資格者(オフィシャルインストラクター)が在籍しており、「安全に大きな木に登る」ということについては他の追随を許さない高い技術力を有しています。
軽量な繊維ロープやポータブルウィンチなど、人力で運搬が可能な機材を使用していますので、高所作業車やクレーンなどの車両が入れない場所でも、安全に作業を行うことができます。